東松島市（矢本・赤井）における個人間融資やソフト闇金の存在

東松島市で活動しているヤミ金業者や個人間融資の実態

東松島市における個人間融資やソフト闇金の存在は、残念ながら事実です。（矢本）や（赤井）といった若者が集まる街でも、その影は静かに忍び寄っています。海と緑に囲まれたのどかなこの街で、一体何が起きているのでしょうか。

東松島市で融資を行っている闇金や個人間融資は存在するのか？実際にこの地域を融資対象とした闇金業者は存在します。東松島市は仙台市から車で約45分の場所にあり、豊かな自然と住みやすい環境が魅力の街です。しかし、そんな穏やかな街にも、違法な融資を行う業者が潜んでいるのです。

まずは、彼らがどのように私たちに近づいてくるのか、その手口から見ていきましょう。

矢本や赤井でも？SNSに潜む甘い誘惑

最近の闇金や個人間融資の主な活動場所は、インターネット上、特にSNSが中心です。かつてのように電柱に広告が貼られている光景は、今ではほとんど見かけません。彼らは、Twitter（X）、Instagram、LINE、Facebookといった身近なツールを使い、巧妙に私たちを誘い込んできます。

例えば、「#個人間融資」「#お金貸します」「#即日融資」「#ブラックOK」「#審査なし」などのハッシュタグを使い、お金に困っている人を探しています。そして、以下のような甘い言葉で誘惑してくるのです。

「矢本・赤井エリアの方、ブラックでも即日融資可能です」
「多重債務でお困りの方、個人で力になります」
「主婦・学生でも無審査で100％融資します」

これらの言葉に「少しだけなら…」と心を動かされてしまうかもしれません。しかし、その先には取り返しのつかない危険が待っています。大曲や小松といった地域にお住まいの方も、決して他人事ではありません。

次に、実際に利用してしまった場合の金利や融資の実態について、詳しく見ていきましょう。

大曲の現実。法外な金利と巧妙な手口

ソフト闇金と名乗っていても、その実態は法外な金利で貸し付けを行う違法な業者です。初回は「1万円～2万円程度」と少額の融資から始まり、利用者の警戒心を解いていきます。利用回数によって信用度が上がり、場合によっては5～10万円程度まで融資額が増えることもあります。

闇金の金利例
・トイチ：10日で1割の利息（年利365%）
・トサン：10日で3割の利息（年利1,095%）
正規の業者の上限金利は年20%であり、いかに異常な金利かが分かります。

契約は非対面で行われることが多いですが、証拠を残さないために現金手渡しを選ぶ業者もいます。その場合、「駅前」や「ファミレス」「カフェ」などで会う約束を取り付けますが、これは非常に危険な行為です。牛網や大塩といった静かな住宅街でさえ、取引の現場になる可能性があります。

「自分は大丈夫」と思っていても、手口はどんどん巧妙になっています。他の手口も知っておきましょう。

野蒜や宮戸にも広がる新たな手口

最近では、闇金もさらに手口を多様化させています。特に注意が必要なのが「後払い（ツケ払い）現金化」や「先払い買取現金化」です。

こんな手口にも注意が必要です

後払い現金化：価値のない商品を後払いで購入させ、代金支払い前に現金を提供する手口。
先払い買取現金化：商品を送る前に代金の一部を受け取るが、後で高額なキャンセル料を請求される手口。
給与ファクタリング：給与を債権として買い取る形で現金を渡し、給料日に高額な手数料を回収する手口。

これらの手口は一見すると融資に見えませんが、実質的には高金利の貸し付けと同じです。小野や野蒜ケ丘、あおいといった地域でも、こうした新しい手口の被害が報告されています。

闇金の潜伏場所
・SNS（Twitter、Instagram、LINE）
・個人間融資掲示板
・インターネット広告
闇金は様々なところに潜伏し、集客を行っています。昔のように事務所を構えて営業することはほとんどなく、見えにくい場所で活動しているのです。

一度でも利用してしまうと、どんなことが起こる可能性があるのか、知っておく必要があります。

ここに注意

一度でも闇金を利用してしまうと、個人情報が他の業者に渡り、完済を妨害されたり、家族や職場にまで取り立ての連絡が来たりするケースがあります。さらに、SNSで個人情報を暴露されたり、犯罪への加担を強要されたりする危険性もあります。西福田や上下堤、大塚、宮戸地区の方も、甘い言葉には絶対に耳を貸さないでください。